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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2017年10月30日07時26分掲載
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アフリカ
【西サハラ最新情報】 モロッコ産麻薬マネーロンダリング 平田伊都子
「モロッコ産麻薬ハシッシのあがりはモロッコ国内銀行がマネーロンダリングしている。麻薬ハシッシの輸送はロイヤル・エア・モロッコも担っている」と、モロッコ国家犯罪が暴露されました。 麻薬の世界やマネーロンダリングの世界は、アンタッチャブルな世界です。 10月16日にはマルタでマネーロンダリングを暴露した女性記者が、爆殺されました。 まだ肉片にされたくないから、この世界を記事にするのは、極力避けてきました。 が、暴露したのが、なんと、アルジェリア外務大臣、、もう怖いもん無し、大船に乗ってこの悪の荒海に乗り出すことにします。
(1)アルジェリア外務大臣が暴露したマネーロンダリング: 2017年10月20日、アルジェリア外務大臣アブデルカデル・メッサヘルがアルジェリア経済フォーラムで、「モロッコは麻薬ハシッシを、国営銀行を通じてマネーロンダリングをし、サハラ以南のアフリカにそのあぶく銭をばら撒いている。さらにロイヤル・エア・モロッコが、モロッコ産麻薬ハシッシの運搬を担っている」と、発言した。「誰でも知ってるよ」と、外務大臣は一言付け加えた。怒ったモロッコ国王陛下はラバトのアルジェリア大使館を喚問し、モロッコ全国企業団体やモロッコ経済組合やモロッコ王国航空などは強く反論した。 「我々は100%、外務大臣を支持する。我らが隣人に一言ご注意申しあげるが、怒れば怒るほどあなたたちの立場は悪くなるよ、、逆にうちらは良くなる」と、10月25日、アルジェリア首相アハマド・ウヤヒアはアルジェリア国営ラジオのインタヴュー番組で語った。
(2)「首だ」モロッコ国王陛下: 「首だ!」という言葉は、トランプ米大統領の特許ではない。モロッコ国王陛下なんかは、突然、一挙に、それも多数の閣僚と政府高官を首にした。国王内閣府は、「国王は、政府がモロッコ北部リーフ地方の反乱制圧に致命的な失敗を犯したと、ご立腹だ。制圧計画は期日内に実行されなかったし、大部分の関係者は具体的な解決案を考えていなかった」と、10月24日に声明を出した。 首になった閣僚たちは、教育大臣モハンマド・ハサド、保険大臣エルフセイン・エルワルデイ、住宅大臣モハンマド・ナビル・ベンアブドッラ、国務大臣ラルビ・ベンチェクベイク、水と電気国立局局長アリ・ファッシ・フィフリ、さらに、5人の高官も首になった。5人とは教育大臣ラシド・ベルムフタール、前観光大臣ラハセン・八ダド、前青年スポーツ大臣ラハセン・セックリ、前教育文化大臣モハンマド・アミン、前国務大臣ハキマ・エルハイテ、を指す。
(3)モロッコ国内のISIS細胞: 10月26日、サレ裁判所は、古都フェズでテロリスト容疑で拘束した13人を、テロリストとして起訴すると決した。司法捜査中央局の刑事部門に属するモロッコ反テロ部隊が、フェズにあったテロリスト細胞をガサ入れした時、この13人を拘束した。彼らは、フェズ、メクネス、クーリブガ、カサブランカ、ザウイア・シェイク、シディ・ベヌール、デムナテ、シディ・ハラゼム、、といったモロッコの各地で活動していた。司法捜査中央局の発表によると、彼らはISISテロリスト本部と繋がっているそうだ。モロッコISIS細胞は、銃、猟銃、爆発物、刃物、情報機材、多額の現金を隠し持っていた。 アブデルハック・エルカイム局長は、「モロッコISIS細胞は非常に危険なテロ作戦を企んでいた。爆弾製造工場も持っていた。モロッコFBIと異名を取る司法捜査中央局は、2015年にテロ部門が創設されて以来、40件以上のテロリスト細胞を摘発した」と、自慢した。
(4)SCバルセロナ・スター選手とロシアFIFAを脅すISIS: MWNモロッコ世界ニュースによると、ISISが10月25日に、ロシア・サッカーワールドカップを脅迫する合成写真ポスターを拡散したそうだ。ポスターでは片目を潰されたSCバルセロナのスター選手でアルゼンチン出身のリオネル・メッシが、檻に繋がれている。 「お前は辞書から消し去ることのできない帝国と戦っている」とのメッセージが添えられている。ポスターはISISの宣伝機関であるワファ・メデイア・ファウンデーションが流しているそうだ。 ISISテロリストの狙いは、2018年6月14日から7月15日までロシア11か所で開催される、ロシア・サッカーワールドカップだ。2017年10月17日にISISテロリストは、爆弾を手にしたISIS戦闘員をあしらった、同じ趣旨のポスターを配布していた。が、カタルーニャ独立宣伝で沸く首都バルセロナのサッカー・ヒーローにイメージチェンジしたのは、ISIS宣伝マンの悪知恵なんだろうか? リオネル・メッシ(31才)は身長169センチ、伝説のフォワードで、日本にもファンが多い。
日本は2019年には日本ラグビーワールドカップを、2020年には東京オリンピックを控えています。 その前に、テロリストの資金源である麻薬シンジケートを早く潰してください。 麻薬撲滅を叫ぶ、モロッコのモハンマドさん、アメリカのトランプさん、フィリピンのドテルテさん、、 よろしくお願いいたします。
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名敏之 2017年10月30日 SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)代表:平田伊都子
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SCバルセロナ・スーパースターの写真を悪用したISISのポスター
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