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橋本勝21世紀風刺絵日記


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作家トイフさんの祖母を主人公のモデルにした漫画シリーズ「Finnele」。第一次大戦を背景にトイフさんの生まれ故郷アルザス地方を舞台にしている。これは2014年に出版された第一巻。丁度、第一次大戦の開戦から100年目の年だった。この表紙画もよく見ると主人公の後ろの建物の屋根が爆破されて煙を噴出している。


漫画家のアンヌ・トイフさん(Anne Teuf , dessinatrice)現在、「Finnele」の三巻目を執筆中。


「Finnele」のシリーズはトイフさんにとって台本から作画まで一貫して作った最初の漫画となった。これは昨年出版された第二巻。後ろでは復興のために家を建てている。


主人公はFinneleというニックネームを持つ少女。アンヌ・トイフさんの祖母がモデルになっている。これは彼女の家族。みな特徴のある靴を履いている。家族が暮らすアルザス地方はドイツとフランスの国境地帯に位置したため歴史的にそれぞれの国に何度も併合されてきた。そして現在もドイツ語に近いアルザス方言を話す人が存在すると言う。


通常はカラーで漫画やイラストを描くことが多いが、「Finnele」では白黒にした。白黒作品で描いてみると、楽に描けたという。


家具や食器など当時のアルザス地方の生活を再現している


「Finnele」から。戦争の惨禍。


爆撃音におびえる馬をあやすFinnele


欧州の平原をゆくFinnele.


第一次大戦は日本人にはあまり理解されていないが、欧州で甚大な悲惨を生み、20世紀初頭に欧州文明の危機を訴える批評が生まれた。そして難民の世紀の始まりを告げることにもなった。


漫画家のアンヌ・トイフさんは日本の漫画も多数読んできた。中でも手塚治虫は世界の漫画の教皇のような作家だという。




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