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News & Features
2023/03/01 17:26:01 更新

コラム
貴重な才能と労力が政治の変革とは無縁の場所に集中
昨今、書店に行って感じるのは、総体的にノンフィクションがぱっとしなくて、様々なタイプのフィクションや漫画が花盛りという印象です。ノンフィクション、すなわち現実における真実の探求に割かれているエネルギーは少ない、という印象を受けます。そのことが、政治における腐敗の是正や政治変革への可能性を乏しくしているのです。ファンタジーの中でどれほど様々な物語が構築され、人々の胸を打ったとしても、政治の場で変革を行わない限り、何一つ現実は動きません。(2023/03/01 17:26)



反戦・平和
沖縄はもう戦場ではないか 与那国町議会がシェルター設置を要請 福島清
 台湾から約110kmしか離れていない与那国町議会は昨年12月、「一刻も早いシェルター設置を求める意見書」を賛成7、反対2で採択し、2月9日、賛成町議らが国会や防衛省を訪れ、松野博一官房長官や浜田靖一防衛相に「与那国町に最優先でシェルターを造ってほしい」と要請したと報道されています。敗戦1年前の1944 年、第32 軍設置に続く飛行場建設・陣地壕構築による「全県要塞化と10 万人疎開」と同じことが、今沖縄で進行中です。(2023/03/01 14:28)



政治
春がきた。だが「平和・いのち・くらし」は厳冬だ 「パンとサーカス」の現代版 江守 信正
「パンとサーカス」とは、古代ローマの権力者が穀物を無料配布し、スポーツ観戦に熱中させ、人々を政治への無関心に誘導したことを指している。無関心層を作り出すことは権力者にとって、有効な政治手法だからだ。ところが今は、それに代わって「食料危機と戦争の危機」つまり恐怖で国民を支配する動きが迫っていると言える。(2023/03/01 14:15)


核・原子力
【たんぽぽ舎発】「GX法案」の閣議決定に抗議する 福島第一原発事故からわずか12年、原発推進に急カーブ  山崎久隆
 東電福島第一原発事故から12年が経とうとしているいま、岸田文雄政権が原発推進へと大転換を図ろうとしている。そのための束ね法案「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案」(以下、GX法案)を2月28日に閣議決定した。(2023/02/28 20:43)


アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(17)チラシ一枚で若者が捕まる国 西方浩実
「さっき仲間が捕まってしまった・・・。以前あなたに紹介したあの子も、捕まりました」。4月14日、ヤンゴンに住む友人からの電話に、思わず息を飲む。軍の目をかいくぐって、抗議活動を続けてきた女子大生たち。主要なメンバーは自宅を離れ、身を隠しながら活動を続けていた。捕まらないように、警戒していたはずだった。(2023/02/28 12:16)


コラム
メディア統制の結果が情報不足による国力の低下へと今後ますますなっていくだろう
近年、TVメディアはかつて信じられていたような情報産業ではなく、ファッション産業に変異している。ファッション産業というのは多少単純化することになるが、一言で言えば、確たる知識・情報よりも、オシャレであるかどうかをモノサシとする変化である。では、かつて日本のTVはそんなに優れた情報にあふれていたのか?そこは検証の余地があるとしても、少なくとも優れた情報を得るために、製作者たちはしのぎを削っていた。しかし、今日、国や財界から統制されたり放送局が権力者を忖度したりするようになると、もはや情報産業であり続けることはできなくなったのだ。(2023/02/28 09:05)


アジア
「異国に生きる ミャンマーのこどもたち」<4>タマネ祭りで祖国の伝統文化に触れる 押手敬夫
インターネットで調べると、世界一祝日が多い国はカンボジアで年間28日だそうだ。だが実はミャンマーはカンボジアを凌ぐ世界一の祝日大国であることをあまり知られていない。以前は28日間だった祝日が、2020年からこともあろうに日本を真似て、土日に祝日が重なると振替休日制度を導入し、ただでさえ多い祝日がさらに増えた。(2023/02/26 10:21)


アフリカ
「47周年SADRサハラウィ・アラブ民主共和国」【西サハラ最新情報】  平田伊都子
 明日2月27日は、SADR(サハラウィ・アラブ民主共和国)の建国記念日です。 47回目になるこの日を、今年もまたアルジェリア西部の難民キャンプで迎えてしまいました。 バイデン米大統領がキーウを訪問し、プーチン露大統領がウクライナ戦争1周年演説をし、地震に揺れる世界は第3次大戦に突入し、中国停戦案でゼレンスキーとバイデンに亀裂ができ、、地球は目まぐるしく変わっていくのに、西サハラ難民キャンプはそのまんま!(2023/02/26 08:17)


アジア
「ミャンマー外交から撤退しろ!」在日ミャンマー人が日本財団前で抗議デモを実施
「日本財団の笹川会長は今すぐミャンマー外交から退くべきだ!」。日本財団の笹川陽平会長に対し、“ミャンマー外交”からの撤退を求める抗議デモが22日、日本財団ビル前(港区)で実施された。主催は、在日ミャンマー人コミュニティ。(藤ヶ谷魁)(2023/02/24 15:30)


アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(16)「あなたの自由を私たちの自由のために使って!」 西方浩実
「あなた方のフィードから、ミャンマーはゆっくりと消えていきます。インターネットの完全遮断は時間の問題でしょう・・・。どうか、ミャンマーのために声を上げることを、やめないでください」(注1)4月3日、1日8時間のインターネット遮断が始まって、約50日。モバイルインターネットが使えなくなって、約20日。もう十分に不便なのだけれど、昨日からさらに、一部のWi-fiが遮断された。(2023/02/24 11:00)


入管
【入管法改悪反対】全国で一斉行動実施 “仮放免者に在留資格を”
政府が今国会に提出予定の入管法改定案に反対するための全国一斉行動が、23日に取り組まれた。東京、大阪、名古屋などの9都市で行われたデモや集会への参加者は、「入管法改悪は人権侵害です」「私たちは人間だ」と書かれたプラカードなどを掲げながら、「入管法改悪反対」「仮放免者に在留資格を」と抗議の声を上げた。(岩本裕之)(2023/02/24 06:08)


アジア
麻生副総裁らへのミャンマー国軍トップの叙勲、岸田首相「事実認識していない」
 日本ミャンマー協会の渡邉秀央会長(元郵政相)と自民党の麻生太郎副総裁(同協会最高顧問、元首相・財務相)がミャンマー国軍のミンアウンフライン総司令官から叙勲されたことが、22日の衆院予算委員会で取り上げられた。立憲民主党の源馬謙太郎議員の質問に対して、岸田文雄首相は「政府としてその事実を認識しておらず、従って答弁を控えたい」と答えた。同議員は、バゴー橋建設事業で日本の政府開発援助(ODA)資金が国軍系企業に流れているとされる問題についても政府の見解を質したが、納得のいく説明は得られなかった。(永井浩)(2023/02/23 19:41)


アジア
ミャンマー国軍トップが日本ミャンマー協会の渡邉会長と自民党の麻生副総裁を表彰 「貢献」称え
 ミャンマー軍評議会トップのミンアウンフライン国軍総司令官は20日、日本ミャンマー協会の渡邉秀央会長と自民党の麻生太郎副総裁(同協会最高顧問)をミャンマーの発展と平和に貢献したとして表彰した。国営メディアの報道をミャンマージャポンが伝えた。欧米諸国はじめ国際社会が国軍をきびしく批判し、制裁を強化しているなかで、日本の有力政治家らが国軍から表彰されるのはなぜなのか。(永井浩)(2023/02/21 20:37)


アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(15)人間としての自由だけは奪えない 西方浩実
3月20日。先日、CDM(市民不服従運動)に参加した公務員たちを支援している大学生と話す機会があった。線の細い、優しそうな青年で、柔らかな口調で英語を話す。彼はデモに参加するかたわら、公務員宿舎から追い出されてしまった公務員を、仲間と一緒に何十世帯もサポートしているのだという。安い部屋を探して大家さんと交渉したり、食料を届けたり、わずかながら金銭的なサポートもしているそうだ。(2023/02/21 11:25)


人類の当面する基本問題
(52)人類は自滅の危機に瀕している (IV)気候変動、脱炭素、農業破壊 落合栄一郎
 現在、多くの人が、信じ込まされていて、そのために大変危険な状態が到来しそうなのが、気候変動=脱炭素問題であろう。どのような大変性なのか。危険な気候が到来して、人類が生き残れなくなるのか。気候変動問題の専門家(?)はそう主張し、大衆はそれ(脱炭素によって気候変動阻止)に添う努力を強いられている。(2023/02/20 13:40)


人権/反差別/司法
「LGBT万歳!」  【西サハラ最新情報】  平田伊都子
 「見るのもいや!」と、元総理秘書官荒井さんが同性愛者のことを言いました。 筆者は全然いやじゃないです!! 荒井さんが嫌いでも、世の中にはそういう愛の形が存在するのです。 同性愛を認めて荒井さんを首にした岸田総理なんだから、当然、同性婚も認めるものだと期待しています。(2023/02/19 10:34)


人権/反差別/司法
「イスラエル司法改革に市民の抗議10万人」「三権分立の崩壊懸念」「民主主義を守れ」 澤藤統一郎(さわふじとういちろう):弁護士
 イスラエル・ネタニヤフ政権の「司法制度改革案」が政権を揺るがす政治問題となっている。1月以来、波状的に10万人規模の市民のデモが街頭に溢れているという。三権分立の崩壊を懸念し、「民主主義を守れ」というスローガンが叫ばれている。市民の憤りの対象となっている「ネタニヤフ流・司法制度改革」の問題点は二つ。その一は「最高裁の判断を国会が多数決で覆すことができる」という三権分立の根幹に関わる制度「改革」案。そしてもう一つは、「裁判官の任命人事への政府の関与の拡大」だという。任命時からの裁判官統制で、司法を骨抜きにしようという魂胆。(2023/02/19 09:39)


アジア
ミャンマー「夜明け」への闘い(14)日常化する非日常 西方浩実
3月13日、穏やかな週末の昼下がり。突き抜けるような青空。今日はデモ隊が近くにいないらしい。シュプレヒコールのかわりに、物売りの間延びした声が響いている。だが、ベランダでのんびり洗濯物を取り込んでいると、にわかにバタバタと慌ただしい足音が聞こえ、自宅横の路地に数人が走り込んできた。(2023/02/18 10:50)




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