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橋本勝21世紀風刺絵日記
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2005年12月02日03時59分掲載
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豪州でビジネスクラスのみの航空会社が就航
【アデレード(オーストラリア)2日=木村哲郎】テロなどの影響で厳しい状況が続き格安航空会社へのシフトが続いている航空業界だが、オーストラリアでは11月29日、ビジネスクラスのみを売り物とする航空会社オズ・ジェットが運航を始めた。同社によると、当初はメルボルンーシドニー間の就航だが、2006年上半期にはメルボルンを基点にアデレード、ブリズベン、キャンベラに伸ばし、その後パースとゴールドコーストを含めたオーストラリア中に路線を広げる計画という。
新航空会社のポール・ストッダート会長は、英国ではヨーロピアン航空を経営しているメルボルン生まれのオーストラリア人で、今シーズン終了までの5年間、F1のミナルディー・チームを所有していたことでも知られている。
今回のメルボルンーシドニー間の運航は、週日が1日8往復、週末は1日7往復となる。通常運賃は片道325豪ドル(約2万9000円)、往復650豪ドルとなり、12月4日までは特別料金として片道200豪ドルに設定されている。
就航にあたりストッダート会長は「大半のビジネス・トリップが日帰りか1泊で終わる。チェックインせずにそのまま搭乗口に行けるようにした」と便利性を強調。機内には手荷物用のラゲッジ・ルームが設置されており、手荷物は3個までの総重量が20キロ以内であれば機内に持ち込め、インターネットで事前にチェックインをした場合は荷物を持って搭乗口に15分前までに着けば、そのまま飛行機に乗れる。
インターネットでチェックインをしない場合も、荷物を預けない場合は20分前までに搭乗口に着けばよく、ビジネスマンにとって時間の節約になる。ただし、荷物を預ける場合は30分前までに空港でチェックインする必要がある。
使用機はボーイング737で、通常なら100人を運べるが、オズ・ジェットの場合は定員が60人。通路を挟んで2列の座席が並び、全席がビジネスクラスなので前の座席までのスペースは最低でも102センチある。もちろん食事やワインを含むアルコールのサービスもあり、同航空会社のハン・ヴァン・ペルト社長は、「エコノミークラスの料金でビジネスクラスに乗れることを乗客にアピールしたい」と売り込んでいる。
とはいえ船出は厳しいようで、ストッダート会長は「今の段階で1シートも売れていない昼間のフライトがある」とのコメントを発表し、需要の低い昼間の便を減らし、その分を朝夕に回す考えを明らかにした。また「クリスマス休暇が迫るなか、ビジネスクラス専用の航空会社の事業参入には適して時期でない」とも認めるなど、需要に合わせたフライトスケジュールの設定が必要とされている。
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