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特集北朝鮮はどこへ<最終回>専門家座談会「北朝鮮の現状と展望、我々の対応すべき方向」 ![]() <28>映画で表現される経済政策 社会文化編(10) 北朝鮮映画が経済問題をテーマに力を入れている。映画が経済を主題にしたことは過去にもあったが、現在のように集中的に経済問題を扱うのは珍しい。それだけ経済問題が重要になったという証拠でもある。テーマも直接的なものになっている。映画というジャンルを通じて自然に見せるというよりは、人民に対してテーマを繰り返し強調するのが北朝鮮式だ。そこからは、経済政策の方向性がはっきりと見えてくる。テーマが先にあって、それを映画で表現するというのが現状である。(2007/04/06) <27>女性の権利抑圧する「母性イデオロギー」 社会文化編(9) 韓国から見た北朝鮮の女性は、「南男北女」と言われるように、美女軍団から最近 CMに登場するチョ・ミョンエにいたるまで、主として「伝統的な女性のイメージ」で描かれている。北朝鮮の女性を、このように性的な対象としてのみ見るのはいかがなものか。新たな「統一時代」に備えている今、北朝鮮女性の正しい姿を描いてみるべきだ。1990年代の食糧欠乏と住民脱北、外貨稼ぎなど住民たちの積極的な生活の営み、そして2002年の 71経済管理改善措置など北朝鮮社会の一連の変化は、女性の生活と意識を急激に変化させた。家庭と社会が活動舞台だった女性が、経済の主体になり始めたのだ。それは、非常につらく厳しかった生活の転換点となった。一人の労動者、そして子供の母親として生きてきた彼女らの生活に、変化の風が吹き始めている。(2007/04/04)
<26>新世代の価値観の変化は肯定的か、否定的か? 社会・文化編 (8) 韓国社会では今の若い世代についての評価は否定的なことが多い。理由は物質的不自由を知らずに育ち、既存の秩序に従うことなく自由だけを声高に主張する新しい道徳観と価値観を持つ者たち、もしくは過度に感性的思考で行動し、伝統的価値観を拒否する一方で西欧文化を模倣している者が目立つからだ。北朝鮮社会にも「新世代」は存在する。しかし、建前上は韓国社会のそれとはまったく概念が異なる。北朝鮮の文献のなかの「新世代像」は、「主体思想のもっとも熱烈な信奉者、擁護者」「党の頼もしい戦闘部隊、革命の継承者、党の近衛兵、決死隊」である。また彼らの目標は党と首領の志を仰ぎ、社会と集団、祖国と人民のために献身し、犠牲にもなれる「主体型の共産主義革命家」になることである。(2007/03/24) <25>映画に映る社会の雰囲気の変化 新世代を意識した試みも 社会文化編(7) 体制が違うため当然の話だが、年間40本製作される北朝鮮の映画は、韓国の映画と似て非なるものである。大衆にとって重要な娯楽であるのは同じだ。しかし、異なるのは北朝鮮の映画の一次的な役目が政治的メッセージであるという点である。最近の政治的なテーマは「先軍」であるといえる。しかしよく見ると、メッセージの伝達方法やテーマに、過去とは異なるいくつかの特徴を見出すことができる。一方、外国映画の開放に対する姿勢も著しく変化している。オープンなルートではないが、韓国の映画やドラマが徐々に広がる傾向にある。(2007/03/23) <24>テレビの主人は最高権力者か視聴者か 社会文化編(6) 2002年と 2006年の6月、韓国では人びとがワールドカップに熱くなっていた。ベスト4になった2002年と、ベスト16を目前に挫折した2006年、韓国での応援の様子は、朝鮮半島全体を揺るがすほど力強かった。韓国の人口の約半分に当たる2000万人以上が、テレビを通じて韓国チームの試合を見たのである。サッカーは南北朝鮮の両方において「国技」に定められ、金正日総書記も「スポーツではサッカーが基本である」と述べている。では、韓国が熱くなっていたその時、北朝鮮の人びともテレビでワールドカップの試合を見ていたのだろうか。(2007/03/18) <23>住民の価値意識の変化 社会文化編(5) 価値意識とは人間の欲求を認識する体系であるといえる。すなわち、人々が生活するうえで、ある対象やある行為に対して価値があると考える特定の状態を好む包括的な傾向を指すからだ。価値を追求するのが人間の本質だとすれば、その社会において支配的な価値を知ることは、社会の構成員が追及する行動の変化を理解する一助となる。(2007/03/13) <22>刑法改正と北朝鮮社会の変化 社会文化編(4) 北朝鮮で最初の刑法は「朝鮮民主主義人民共和国刑法採択に関して」という政令により1950年 3月 3日に定められた。現在の刑法の根幹は 1974年に制定された社会主義刑法にある。 (2007/03/09) <21>金正日時代の保健医療体制の「三重奏」 社会文化編(3) 無償治療制度は、自他ともに認める北朝鮮の公式保健医療制度だ。また金日成、金正日時代を通じて、北朝鮮が一番胸を張る社会制度のひとつである。しかし現実には、無償治療制度はすでに1990年代初めから内部亀裂が発生していた。亀裂は、最初は部分的な麻痺から始まった。つまり経済難、食糧難、外貨不足、エネルギー不足という悪条件と重なり、苦難が長期化することによって医療は崩壊していった。金正日時代における北朝鮮の保健医療体制は、本来の機能を果たしていない。これは昨日今日に始まった問題ではなく、短期間な回復が望める問題でもない。(2007/03/08) <20>北朝鮮の都市と住居生活の変化 社会文化編(2) ![]() 〈19〉革命精神の緩みものぞく 文学作品から見た北朝鮮の変化 社会文化編(1) ハン・ウンビンの「二度目の再会」(朝鮮文学、1999年)は、体制が次第に崩壊に向かっていくという考え方は「木の葉一枚を取り上げて木全体が枯れ果てていくように騒ぐことを好む西洋世界が好きな見方」であると書いている。「すべてのものが不足し、難しい状況であるが、私たちは何も失わなかった。変わらず一つの軌道に沿って流れている私たちの生活、私たちの生活…。道端では街灯の明かりと路面電車、自動車のヘッドライトの光の中で『今年を強盛大国建設の偉大な転換の年として輝かせよう!』というスローガンが生き生きと力強く目立っている…。廊下では一軒一軒の門すべてを叩きながら 『診療所に早く行って予防注射を打ってください!』という声がひっきりなく聞こえ、だんだん遠くなっていく」 (プレシアン特約)(2007/03/03) 〈18〉【韓国識者座談会】市場経済はなお「かごの中の改革」か 中国への依存に憂慮の指摘も ![]() 〈17〉米国の推測より少ない実際の外貨不足 過大視されている経済制裁の効果 北朝鮮は「自立経済」というスローガンのもとに他国に依存しない経済を自負しているが、現実を見る限りではそれに同意しかねる。旧ソ連の崩壊に伴い工業生産の減量や資本の大部分を依存していた北朝鮮経済は、90年代に落ちるところまで落ちてしまった。北朝鮮が「自立経済」を維持していたのなら、ソ連崩壊はこれほど大きく影響しなかったはずだ。かつて北朝鮮の貿易の半分以上は対ソ連貿易であり、その上、ソ連からの輸入品は国際価格より安い「友好価格」で取り引きされてきたのだ。(プレシアン特約)(2007/02/21)
<16>改革開放に向けた法整備進む 相続法制定で住宅の相続も可能に ![]()
<15>中国の狙いは北朝鮮の「安保基地化」か 中朝経済関係を読み解く第三の視点 ![]()
<14>「東洋のユダヤ人」温州商人が平壌に現れた 深まる消費財の中国依存 ![]()
<13>実利が経済活動のバロメーター 経済管理システムに変化 平壌には 「輸入物資交流市場」も ![]() <12>米朝・日朝国交回復なしには不可能な貿易拡大の夢 ![]()
<11>供給量不足で配給制は困難に 闇市場に頼る住民に価格高騰が追い討ち ![]() <10>点に留まる経済特区、線・面へと拡大するか? ![]() <9>経済改革で解き放たれた消費への欲求 プラス成長とともに深刻なインフレ ![]() <8>実利よりも威信重視 大国間の葛藤を活用したゲリラ外交で小国の国益追求 ![]() <7>党の相対的な弱体化、軍・内閣の地位向上 金正日時代の指導体制 北朝鮮の政治体制は、党─国家体制という性格を持っている。北朝鮮憲法11条は、国家機関に対する党の指導を明らかにしており、党規約46条は、人民軍に対する党の指導を明文化している。かつて北朝鮮は、実際に党の中央委員会と中央人民委員会を通じて、党の指導を体系的に行っていた。システムとしての党の指導を通じて、国家機関と人民軍を統制していたのだ。しかし金正日時代に入り、党の指導の核心となってきた党中央委員会が、ここ10年以上の間機能していない。(プレシアン特約)(2006/09/15) <6>北朝鮮の核能力は果たしてどの程度なのか? 核兵器を実質的に保有の可能性 北朝鮮が核兵器保有を公式に宣言してから1年が経ち、寧辺の核施設に対する国際原子力機関(IAEA)の査察が腰砕けに終わってから3年が過ぎた。しかし昨年の9・19共同声明以後、北朝鮮核問題の平和的解決のための6者協議は相変らず足踏み状態のままである。北朝鮮は、今この瞬間にも国際的制裁をまったく受けることなく、寧辺の5MW黒鉛炉を100%運転し、1年間で核兵器1基分のプルトニウムを生産している。この記事では、北朝鮮の核開発能力、すなわちプルトニウム保有量はいくらなのか、核爆弾製造に必要な起爆装置開発に成功したのか、核弾頭のミサイル装着可否など北朝鮮の核開発能力と開発計画の検証、および廃棄することの重要性について、関連する資料に基づいた筆者の分析を整理してみたい。(プレシアン特約)(2006/09/07) <5>後継者の準備を本当にしているのか? 注目される第7次党大会 ![]()
<4>金正日の先軍政治は不動のものか 安保を脅かす要因の消滅で終焉に 金日正総書記が先軍政治を始めてからいつのまにか 10年が過ぎた。今では「北朝鮮」「金正日」「先軍政治」という単語を切り離し、「先軍政治」のない北朝鮮を想像するのは難しくなっている。北朝鮮の政治体制はもちろん、北朝鮮の日常生活を理解するためにも先軍政治は欠かすことができないキーワードとなった。先軍政治は 「新しい政治方式」から 「新しい革命理論」へ、主体思想に劣らない 「新しい思想」へとたえず派生しながら広がっている。「主体思想一色化」を連想させる「先軍思想一色化」というスローガンまで登場した。(2006/08/23) <3>主体思想の未来は? 「改革・実利」思想を正当化するための「骨董品」に ![]()
<2>反体制・改革勢力は存在しないのか パワーエリートたちの実像 ![]() <1>北朝鮮の悩みと努力の実像を知ろう(下) 情報の「受け手」から「送り手」へ ![]() <1>北朝鮮の悩みと努力の実像を知ろう(上) 北東アジアの未来の平和と繁栄をめざして ![]() |
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