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News & Features
2022/08/31 06:22:28 更新

政治
シビリアンコントロールの崩壊と自衛隊暴走の可能性 カルトの信者は隊にいないのだろうか?
岸田首相には3年間あるというような数年の「猶予」感覚を日本人全体がぼんやりと持っているのではあるまいか。そんな中、安倍元首相の弟である岸信夫元防衛大臣が家族葬に自衛隊の儀仗隊を私物化して使ったことが報じられた。これは緩みの象徴のように見える。防衛大臣が自衛隊を統括するのは、シビリアンコントロールという点で重要なことだが、今回、内閣のシビリアンが制服組の自衛隊に「借り」を作ってしまったことは、いろんな意味でリスクが大きい。借りは返さなくてはならなくなるだろうからだ。(2022/08/31 06:22)



みる・よむ・きく
戦争がもたらす理不尽を正視してこそ  『失われた時の中で』 笠原眞弓
なんということか!坂田雅子さんの枯葉剤に焦点を当てた前2作『花はどこへ行った(2008年)』『沈黙の春を生きて(2011年)』とは全く違った重みで迫って来た。まるで坂田監督の夫、ベトナムに派兵された写真家グレッグ・デイビスへの鎮魂歌でもあり、これまでの彼女の心の旅の一つの区切りのようでもあった。映画を撮り始めたきっかけと、撮影しながらも聞こえてくるデイビスの声に励まされて完成していく愛の作品でもある。(2022/08/30 20:41)



欧州
筆者が日本に行く前にコロナにかかる!Part 2 〜チャオ!イタリア通信 サトウノリコ
日本への出発まであと12日となった時に、娘のコロナ陽性が発覚し、本当に日本に行けるのか。。。と、物凄いプレッシャーが襲いかかってきました 。私がコロナにかかった時に、日本にいる友人がコロナは自宅などで検査する簡易検査キットで陰性になっても、PCR 検査などの精密機器で検査すると、1ヶ月ぐらい陽性が出てしまう場合もあると連絡してくれました。日本政府は水際対策として、出国前72時間以内の陰性証明書を提出する義務を課しているので、私は暗澹たる思いでいました。(サトウノリコ=イタリア在住)(2022/08/30 14:03)



人類の当面する基本問題
(47)ワクチン関連のより深刻な問題−2 落合栄一郎
 まず、人類の一部である筆者自身の周辺でのワクチンの影響とみられる現象が増えてきていることを2、3。直接の家族(息子、孫)に、ワクチンを3回摂取したにも拘らず、Covid様の症状が出たこと。幸い、孫の方は、1週間ぐらいで、健康を回復したし、息子の症状は軽かった。友人の一人は、ワクチン摂取後、心臓の具合が悪く、狭心症とされた。幸い、数週間後には、回復した。もう一人の友人は、3回目のワクチン摂取数日後に、帯状疱疹症状が出た。筆者自身には、血栓と考えられる現象が摂取後2度ほど起きた。幸い、周辺に死者はまだ出ていないが。おそらく、こうした現象は、多くの人が見聞きしているのではないかと思われるが、あまり問題視する意識が少ないようなのが、気に掛かる。おそらく、ワクチンの有効性、安全性を喧伝する政府、情報機関などの意見が、いまだに人々の意識を支配しているのであろう。洗脳に等しい。(2022/08/29 10:54)



アフリカ
「アルジェ宣言に署名したマクロン仏大統領」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
 2022年8月27日から28日にかけて、マグレブと総称される北アフリカのチュニジアで、日本が指導するTICAD8が開催されました。 そのチュニジアを始め、マグレブ諸国は西サハラとリビアを除き、モーリタニア、モロッコ、アルジェリアと、フランスの植民地でした。 なかでもアルジェリアは、熾烈な独立戦争でフランスから独立を勝ち取って以来、誇りと信念をもって、フランスと対等にわたりあってきました。(2022/08/28 11:30)



検証・メディア
コンテンツとストラクチャーの違い  報道のストラクチャーの民主化こそが重要
 今、TVでは日本テレビやTBSが旧統一教会をめぐって優れた報道をしており、素晴らしいことだと思います。これを否定するつもりはないのです。ただ、ここで指摘したいのはメディアではコンテンツとストラクチャーの違いを無視することができません。すなわち、コンテンツとは具体的な取材メニュー、番組、テーマといった例えていえば皿に盛る具体的な中身、料理です。今、それらの放送局ではこれが充実してきたことを意味します。(2022/08/28 10:59)



アジア
左派の野党勢力の中心はれいわ新選組に向かう  与党との対抗軸を鮮明に築ける政党である
 まずは今年のフランスの大統領選と国民議会選挙について。フランスで今年生まれた野党共闘Nupes(ニューぺス)で左派11政党が結束した結果、131議席を獲得し、マクロンの与党が全577議席中の過半数を割ったことは記憶に新しいものです。その要となったのがジャン=リュク・メランション党首が率いる「服従しないフランス」(LFI)でした。メランションは2008年に右傾化した社会党を飛び出して、左翼党を結成し、その後、「Nuitdebout(立ち上がる夜)」という市民運動の人々の支持を得て、「服従しないフランス」を結成しました。大統領選挙でも2017年と2022年の第一回投票で、左派の他党を圧倒的大差で下していますが、その政策の核の1つが原発からの100%離脱です。(2022/08/27 05:29)



コラム
NHKスペシャルとred herring (燻製ニシン) 〜核心から人々の目をそらさせる修辞学〜
 NHKが7月9日、安倍首相暗殺の翌日に不思議な情熱をこめて突貫工事で放送したNHKスペシャルを見て、昔学習したある英語の表現を思い出した。red herringである。直訳すると、燻製のニシンだ。ウィキペディアには次の説明がある。「燻製ニシンの虚偽(くんせいニシンのきょぎ)、またはレッド・ヘリング(英語: red herring)は、重要な事柄から受け手(聴き手、読み手、観客)の注意を逸らそうとする修辞上、文学上の技法を指す慣用表現」(2022/08/25 18:25)



アジア
「オールジャパン」が建設のミャンマー経済特区変貌 企業活動落ち込み、軍用ジェット燃料の搬入が増加 宇崎真
 日本財団の笹川会長がミャンマーに足を運んだのはクーデターから9か月以上経った昨年11月のことである。12日に丸山大使と会談の後、13日ミンアウンフライン総司令官と首都ネピドーで会談した。国軍幹部らによれば、一年ぶりの再会を総司令官は心待ちにしていて一刻も早く来られるようヘリを手配しようかと会長に提案した。だが、その提案は丁重に断ったようだ。会ったときは「まるで実の父親にでも会うかのように慕っている様子がありありだった」という。(2022/08/25 13:34)



アジア
国軍クーデターを「容認」する日本の対ミャンマー「独自パイプ」 笹川日本財団会長の弁明 宇崎真
 昨年2月の国軍クーデターで、日本政府が強調するミャンマーとの「独自パイプ」がいかに情勢判断を誤ったかをみてきた。日本財団の笹川陽平会長も丸山市郎駐ミャンマー大使も「国軍クーデターはない」と見ていた。だが、中国は豊富な対ミャンマーパイプから「あり得る」とみて注視警戒をしていたし、ミャンマー駐在の欧米の外交官も「国軍はやりかねない」と見て警戒していた。日本だけが国軍の動きを楽観視していたことになる。(2022/08/24 14:53)



政治
米国を批判しても、すぐに反米を意味するわけではない 〜ホワイトハウスへの盲従を捨てることが日本再生の一歩〜
私は将来起こりうる対中戦争で米国が戦線離脱する可能性を示唆して日米同盟に水を浴びせるようなことを書いたりもしていますが、だからと言って米国が嫌いなわけではありません。むしろ米文化の愛好者です。ただ、日本が独立国であるならば、日本人の運命を盲目的にホワイトハウスの方針に追随して賭けることはできないと考えます。冷戦終結後の日本ではイエスかノーか、二者択一の発想が支配的になっていますが、もっと多重の思考をしないと多極化する時代を乗り切ることはできません。二者択一的思考とは、「この道しかない」というような発想で、そのように決めたら、柔軟さを失ってしまいます。(2022/08/23 08:16)



人類の当面する基本問題
(46)とんでもない無知が地球上の生物界を破壊しかねない 落合栄一郎
 地球温暖化問題は1980年代ぐらいから世界を支配し始めた。温暖化も寒冷化も地球の全歴史では、人類のいるなしに拘らず、起こってきたし、今後も起こり続ける。現在の温度変化は、中世の温暖期と大して違わない。ところが、この機会に何か大変なことを画策し始めた人たちがいて、こうした変化は人間のやっていることが原因であると主張し始めた。だから、人間のやっていることを変えなければならないと。(2022/08/22 10:11)



政治
野党共闘の柱に2015年の安保法制の撤廃を  集団的自衛権という集団的妄想
 私は故安倍首相が力づくで強行採決で通した2015年の安保法制(有事法制)は違憲だと考え、野党共闘はこれまで通り、これを撤廃することを今後も共通政策に盛り込むべきだと考えています。というのも、憲法改正をしないまま、憲法解釈だけを無理やり変更し、さらに法律の制定によって憲法を停止させることはそもそも民主主義へのクーデターだと考えているからです。安保法制をこのまま放置しておくことは憲法9条への違反にとどまらず、憲法の保障する表現の自由や知る自由を中止させられることに同意したことになりかねません。(2022/08/21 21:04)



国際
「国連事務総長は、何のためオデッサに行ったのか?」【西サハラ最新情報】 平田伊都子
 「ペンの用意はいいか?」と、ステファン国連事務総長報道官が弾んだ声で8月16日ヌーン・ブリーフィング(定例記者会見)を始めました。 そして突然、17日から20日まで<国連ボス>がウクライナとトルコを電撃訪問すると、得意になって発表しました。 トルコの記者が慌てて退席しました。 最近、<国連ボス>は身の安全のためだとかで、プレスの裏をかくスーパースター旅行をします。 <国連ボス>は世界のオープン・オフィス・国連の事務総長です。 気取ってないで、世界にオープンして行動してください。(2022/08/21 10:11)



反戦・平和
日本が核攻撃をされても米軍が核で報復する可能性は少ない
広島出身の岸田首相には日本国民が再び核兵器の被害にあうのを食い止める力量がないように見える。これは近い将来、中国と台湾あるいは中国と日本で戦争になった場合のことである。これは仮定すなわち想像に過ぎないが、もし中国軍が集団的自衛権で米国とともに戦っている日本を核攻撃した場合(沖縄、神奈川、山口、青森、東京など)、米軍が中国を報復で核攻撃するだろうか?(2022/08/20 17:08)



みる・よむ・きく
タル・ブリュットマン&クリストフ・タリコヌ著「ショアの100話」〜ショア研究の最前線〜
今年白水社から刊行された「ショアの100話」(タル・ブリュットマン&クリストフ・タリコヌ著)は、ショア=ナチスによるユダヤ人虐殺に関する事実と研究のキャッチアップができる本で、しかもテーマにあわせて簡潔に記されているので、どこから読んでもいい形になっています。これを読んで、まだまだ知らない事実がたくさんあるんだなあ、と感じました。(2022/08/20 07:46)



政治
2015年の有事法制は、1933年の全権委任法とほぼ同じだったのでは? 〜7月8日から10日までもしや憲法は<緊急停止>していたのでは?〜
私は安倍首相暗殺の翌朝7月9日の朝刊の見出しが主要紙すべて同じだったのを見た時、頭にあることが浮かびました。それは、安倍首相時代の2015年に制定された有事法制は、1933年にナチスが制定した全権委任法の簡易版だったのではないか、というものでした。つまり、ナチスは憲法より下位に位置するはずの法律の制定(しかも時限法)によって、当時もっとも民主的だったワイマール憲法を永久に葬り去った、というものです。いったい「有事」を誰が何をもって判定するのか。(2022/08/18 19:20)



アジア
国連ミャンマー特使が国軍トップと初会談 スーチー氏との面会は実現せず
 ミャンマー問題を担当する国連のヘイザー事務総長特使が17日、首都ネピドーでミンアウンフライン国軍総司令官と会談を行った。ヘイザー氏は、アウンサンスーチー国家顧問ら全政治犯の解放を訴え、国連安保理が求めているすべての暴力の即時停止を要求した。Radio Free Asiaの報道をミャンマージャポンが伝えた。(2022/08/18 16:35)




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