橋本勝21世紀風刺絵日記
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コラム
「国家主義の誘惑」を見てー「国体論」の疑問 子安宣邦(こやすのぶくに):大阪大学名誉教授
映画「国家主義の誘惑」の前宣伝にネット上で一役買いながら、映画そのものを見ることをしないのは無責任だと思い、猛暑の中を上映館「ポレポレ東中野」に行ってきた。もう数日前から上映は始まっていながら、ネット上にこの映画をめぐる反応がないのが気になっていた。それにこの映画の宣伝中に白井聡の名前がやたらにあることも私には気になることであった。月曜の昼下がりにもかかわらず入場者はかなり多かった。「今日は北朝鮮はミサイルを発射した。こういう報道がありますが、とんでもない話であります」という安倍の街頭演説からこの映画は始まった。これを見て即座に私は自分の思い違いを覚らされた。私はわざわざフランス語版“Japon,La Tentation Nationaliste” として作ったこの映画に、「日本国家主義」へのわれわれが見ることのない新鮮な切り口を期待した。だがこれは全く私の思い違いであった。(2018/08/19 23:18)
コラム
「自由に書けることの功罪」──周回遅れの読書報告(その69) 脇野町善造(わきのまちぜんぞう)
栗原百寿の名前を知ったのは、大学の4年目の年であったように思う。読んだのは彼が戦時中(1943年)に書いた『日本農業の基礎構造』である。戦後に再刊されたこの本の序文で栗原はこれを「奴隷の言葉で書かれた本だった」という趣旨のことを語っていたが、戦前の日本農業の基礎構造を的確に解明した名著だと思った。そのあとで、栗原が戦前東北大学にいた宇野弘蔵の教え子の一人であり、戦後の農民運動に大きな足跡を残した常東農民運動の理論的指導者であったことを知った。栗原はこの本が出た後、治安維持法違反で逮捕された。戦後、「これで自由にものが書ける」と喜んで宇野に手紙を寄こしたのに対して、宇野が「自由にものが書けるということは、決して自由に学問的成果をあげうることではない」とたしなめたことがあった。(2018/08/19 23:02)
市民活動
詩人和合亮一氏の呼びかけで福島稲荷神社で「未来の祀り ふくしま」の本祀り
8月25日、福島県福島市の福島稲荷神社(宮町)で、復興イベント「未来の祀り ふくしま」の本祀りが開催される。発起人は福島の詩人、和合亮一氏。和合氏が企画した「ふくしま未来神楽」の新作が披露される。(高橋健太郎)(2018/08/19 20:06)
アフリカ
【西サハラ最新情報】 西サハラ住民15人、モロッコ空港警察が不法拘束 平田伊都子
2018年の西サハラ夏期大学が例年のように、アルジェリアの首都アルジェから西へ50キロメートル東にあるブメルデスで、8月4日から15日まで開校されました。 モロッコ占領地の住民やSADR(サハラ。アラブ民主共和国)難民政府の指導者たちを含め、約500人が参加しました。 昨年に取材した第8回と違うのは、モロッコ占領地担当大臣エルワリ・アキクが西サハラ難民政府首相として、西サハラ難民政府ナンバー2のバシール・ムスタファ―がモロッコ占領地担当大臣として、指導していたことです。 <エルワリ(西サハラ独立運動の創設者)の仲間たち>という名の、学生運動組織も駆けつけました。 エルワリと同名のエルワリ首相は、エルワリの親戚ではありません。 が、バシール・ムスタファ―・モロッコ占領地担当大臣は、エルワリの実弟です。(2018/08/19 15:40)
みる・よむ・きく
映画『ポップ・アイ』 役立たず同士の500キロ 笠原眞弓
あなたはこれまで自信を持って取り組んできたことに、理由もなく外されたらどうするか? この映画の主人公タナーは、象と旅に出た。(2018/08/19 14:11)
中国
香港地区8大大学卒業生の平均年収は約337万円、香港大学の収入が最高
香港「文匯報」によると、香港大学教育資助委員会(以下、教資会)はこのほど、2016年度の香港地区の8大大学の卒業生の就職状況を統計した。(JCLIFセミマンスリーニュース)(2018/08/19 11:07)
中国
日本式老後生活、「定年後も働く」は悲しい人生?
中国では、ゆとりある老後生活を送ることが伝統的に理想とされている。健康に注意を払いながら家でゆったりと過ごし、たくさんの自由な時間があり、公園に行ってダンスをしたり、海外旅行に出かけたり、孫の世話をしたり、一家団らんを楽しんだりするというのが理想の生活だ。(JCLIFセミマンスリーニュース)(2018/08/19 11:02)
橋本勝の21世紀風刺絵日記
311回 安倍首相、核の傘持って立ちます原爆ドームの上!?
8月は首相にとって憂鬱な月かもしれない 8月6日に広島、8月9日に長崎と 被爆地を訪れた首相だが 核なき世界を目指すための大きな指針となる 「核兵器禁止条約」について首相が まったく無視の姿勢をとったことに 厳しい批判が浴びせられたのである(2018/08/18 15:29)
農と食
国産茶葉 全てからネオニコを検出 スリランカ産は検出ゼロ
北海道大学などの研究チームは、市販の日本産の緑茶の茶葉とボトル茶飲料の全てからネオニコチノイド系農薬を検出したと専門誌に発表した。一方、スリランカ産の茶葉からは全く検出されず、国内でネオニコチノイド系農薬が多く使われている可能性があると指摘している。研究チームは、推定摂取量は一日摂取許容量(ADI)より低いが、代謝物質の毒性はまだよく分かっていないという。有機栽培や無農薬の茶葉を選んだり、ペットボトルの茶を過度に飲まない方が無難だ。(有機農業ニュースクリップ)(2018/08/17 14:16)
国際
「生死はときの運、興亡は天にゆだねよう」―― 習近平批判 阿部治平:もと高校教師
7月24日習近平独裁体制と政治路線を真正面から批判する論文が現れた。論文は中国清華大学教授許章潤先生のもので、中国国内の民間ネット上に発表されたが、当局によっていち早く抹消された。だが日本でも産経(7月26日)や時事(8月3日)が同論文の内容を伝えているくらいだから、中国国内では拡散しているに違いない。内容はちかごろ散発的にあらわれた習近平政権に対する批判の集大成というにひとしい(以下( )内は阿部)。結論からいうと許先生は、(習近平主席)個人崇拝の停止、国家主席の最大10年の任期制度の回復、「六四(1989年の天安門事件)」の再評価、官僚の財産公表、退職幹部の特権廃止、過大な対外経済援助の中止などを要求し、文化大革命的行政とイデオロギー支配に警鐘を鳴らし、米中貿易戦争激化責任の所在を問うなど、習近平政権に対する鋭角、全面の批判を行なった。(2018/08/17 09:42)
農と食
カナダ、EUに続きネオニコ系農薬の屋外使用の禁止へ
カナダ保健省は8月15日、ネオニコチノイド系農薬のクロチアニジンとチアメトキサムについて、水生昆虫へのリスクを考慮し3年から5年をかけて屋外使用を禁止する方針を示し意見公募を始めた。カナダ保健省は2016年11月から、これら2種類のネオニコ系農薬のリスク評価を行ってきた。また、同じネオニコ系のイミダクロプリドについて2019年からの段階的禁止方針を明らかにしていた。これら3種類のネオニコ系農薬は、EUが屋外使用の禁止を決めており、カナダ保健省の決定はEUに続くもの。(有機農業ニュースクリップ)(2018/08/16 13:36)
中国
神奈川県で相模湖ダム・建設殉職者の合同追悼会
神奈川県の相模湖交流センターで7月29日、第二次世界大戦中に建設された相模湖ダムの工事で亡くなった中国人や日本人労働者の合同追悼会が開催された。(JCLIFセミマンスリーニュース)(2018/08/15 07:22)
市民活動
16日まで福島市で「平和のための戦争展」 福島市に投下された「模擬原爆」の模型も展示
8月13日から「2018 ふくしま『平和のための戦争展』」が「コラッセふくしま」(JR福島駅西口近く)で開催されている。16日まで。午前9時〜17時(最終日は15時)入場無料。福島市渡利(わたり)地区に投下された「模擬原爆」の模型等、戦時中の資料約400点が展示されている。(高橋健太郎)(2018/08/15 01:03)
中国
中国本位から国際主義へ転換 習近平「外交戦略」を読む
米トランプ政権が国際協調主義を捨て「内向」を続ける一方、中国は「一帯一路」を看板に「外向」型の外交を展開している。習近平総書記は6月末北京で開かれた「外事工作会議」で、中国外交を中国本位から国際主義へと転換、グローバルガバナンスを牽引しようとする「外交思想」を明らかにした。改革開放政策の導入から40年。国内経済建設に重心を置いた��小平の実利外交を脱皮し、今世紀半ばに「世界トップレベルの強国」を目指す習外交とは何か。従来の外交政策と比較しながらその輪郭を描く。(岡田充『海峡両岸論 第93号』)(2018/08/14 22:25)
アフリカ
【西サハラ最新情報】 西サハラの子供たちがローマ法皇に謁見! 平田伊都子
2018年8月8日、西サハラ難民の子供たちがローマ法王に迎えられました。 この歴史的ニュースをSPS西サハラ難民通信は8月11日になって、やっと公表しました。 西サハラ難民政府は、大事なことをできる限り秘密裡に進め、事後報告しかしません。 モロッコ側の妨害が酷いからで、特に子供たちに危険が及ばないよう慎重の上にも慎重に、ローマ法皇との謁見をアレンジしてきたようです。 モロッコは、相当、慌てふためいています。(2018/08/14 18:48)
コラム
映像業界の労働環境も 村上良太
ある業種のプロフェッショナルには、これまでの労働法の残業代の規則や休日などの義務が適用されなくなるということですから、労働者や市民を中心に強い抵抗があったのもうなづけます。しかし、今、たとえば映像業界でフリーランサーがしばしば契約としている仕事の内実には、批判されている「高度プロフェッショナル」と本質的には同様の残業代ゼロの仕事が多々あるように思われます。いや残業代ゼロとうよりも、月収半減制度とでも言った方が的確かもしれません。今僕がこれを書いているのはそうした契約を強いている個々の製作組織や放送局への恨み、というようなことではなく、ただそういうことが日常ありふれた現実になっているのではないか、という危惧からなのです。(2018/08/14 12:33)
社会
劣悪すぎる医師の労働環境 東京医科大学事件でパンドラの箱が開いた 根本行雄
2018年7月24日、文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件で、東京医科大学の臼井正彦前理事長(77)と鈴木衛前学長(69)の2人が贈賄罪で在宅起訴され、トップ2人の刑事責任が問われることとなった。同大の「裏口入学リスト」とみられる内部資料が明らかになった。今年度の入試で文部科学省幹部の息子を不正合格させたとされる東京医科大が2011年以降、女子受験生の点数を一律で減点するなど男子受験生を優遇していたことも明らかになった。しかし、その背景にあるのは、医師の労働環境の劣悪さである。この労働環境の劣悪さは、医師だけではない。しかも、日本全国に広がっている。ここにこそ、真の働き方改革の必要性がある。(2018/08/14 11:58)
コラム
「共闘」という幻想、から抜け出すために 内野光子:歌人
これほどのマイナス要因がつぎつぎと暴かれる安倍政権、その弱者軽視政策、まるでアメリカ・ファーストであるかのような外交・防衛政策にあきれながらも、内閣支持率が劇的に下がることはない。この政府の犯罪的な行為やスキャンダルも、メディアは、たんなるスキャンダルとして、面白おかしく騒ぎたてるが、あくまでも一過性で、深く調査報道を試みることもなく、忘れ去ってしまったかのように、次のスキャンダルへと乗り換える。(2018/08/14 11:39)
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